(14歳からの哲学から抜粋、一部引用)

人は何でも思うことができる。これが自由の原点である。人生はつまらないと思えば、つまらないし、人生は素晴らしいものだと思えば人生は素晴らしいものになる。人は思うことで人生の運命を自由に創造することができる。

出版社: トランスビュー (2003/3/20)ISBN-10: 4901510142

中小企業の情報システム部門メンバーと話していると、皆、こういう組織にしたい、情報システムを通じて会社に貢献したい、と思う気持ちを強く感じる。しかし、経営者に直接伝えることはあまりしないようだ。なぜ、そうしないのかの理由は、組織によってまちまちだろうが、この壁を無くさない限り、縁の下の力持ち、安定稼働当たり前、停止すれば評価減という経営陣からの組織イメージから脱却できない。そもそも経営陣で、情報システム部門がどのような仕事をしているのか具体的に知っている経営者は少ないのではないか。

人生を素晴らしいと思うことと同様に自分が所属する情報システム部門を素晴らしい組織にしたいという気持ちを持つことで、理想に一歩前進はできる。しかし、情報システム部門の枠内だけでは限界がある。やはり、経営陣に対して自らの組織の活動状況を理解してもらう努力を怠らず、必要かつ適切なリソースを投入してもらうべきだろう。