Webによる販売チャネル拡大

中堅製造業(プラスチック部品等受託製造会社)

現状

10年以上も経過した自社ホームページをニュース更新のみで維持し続けていました。しかし、新規の問い合わせはほとんどありませんでした。しかも、WEBを制作した会社は廃業、管理者は不在、Adobe Flashの障害も放置されており、広報宣伝や販売チャネルとしての効果はほとんど期待できない状況でした。この会社の競合会社は、次々と新しいWebサイトをオープンさせており、劣化したWebサイトは競争劣位の会社として差別化される環境に陥っていました。

コンサルティング内容

まず、コンサルティングチームは、該社のWeb活用の目的を設定。新しいWeb制作には、コンテンツの充足が必要でした。しかし、参加したプロジェクトメンバーが本業に多忙なゆえ、コンテンツとなる写真撮影、自社紹介テキスト、コメントの執筆活動、Webの構成検討、ユーザシナリオなどを整理し、社内で考案することは非常に難しかったのです。そこで、本プロジェクトでは、トータルプロジュースプロジェクトとして請負。カメラマン、ライター、編集者もメンバーに加えてプロジェクトはスタートしました。特に、自社の強みをどのように主張していくかが重要なコンテンツになるため、プロジェクトメンバー全員でSWOT分析ワークショップやWeb戦略会議を複数回開催、WEBの骨組み構造を練り上げていきました。このように目的と目標を明確にし、ゴールまでのスケジュールを設定、プロジェクトメンバー全員が一丸となって推し進め、約7か月で完成させ公開に至りました。

プロジェクト成果

中小、中堅企業は、限られた社員数で日々多忙な業務を担当しています。しかも、Web制作経験者は少なく、経験も乏しいのが実情です。自社メンバーだけでは、豊富なコンテンツの作成、プロと同等レベルのによる写真撮影、テキストコンテンツの執筆などは難しいのが実情です。20年以上の経験を蓄積するプロディレクターリーダとした制作チームとプロジェクトマネジャの協力によりクライアントの期待に応えることができました。現在、新顧客の創造、問い合わせ数の拡大、売上の拡大に向けて、Web活用プロジェクトの準備をしています。