「今を生きる」一番いいのは今だ!と思うこと

新型コロナウイルスによる経済活動への影響が顕著になってきた。飲食業、サービス業、観光業、輸送業など軒並み売上が大幅ダウンになってきている。人の動きが止まることで、特定産業以外は苦境であることは間違いない。

恐竜が地球上から姿を消したのは6600万年前のことだ。 動物は、気候や外的環境に合わせて長い時間をかけて体のしくみを変化させる。それは、生きていくために必要なこと。しかし、一度、気候や環境に合わせて体のしくみを複雑にかえると、その後、気候や環境が大きく変化したときに合わせることができなければ滅びてしまう。

昔は良かった。ちょっと前まではこうではなかった。本当にそうだろうか。嵐山さんはこう述べている。「昔はよかった」という人がいますが、なにをもってよかったのか。戦地でお父さんが死に、空襲で親族が死に、家を焼かれ、食うものがなく、スカンポの茎を食って生きてきた。どこの昔がよかったのか。よかった昔なんてどこにもない。(引用 日経新聞 あすへの話題 嵐山光三郎さん 2020/4/25夕刊)

今こそ、チャンスだと思うこと。時代の変化に合わせて前向きにとらえることが重要だ。時は戻すことができない。

事例1「東京都 業態転換支援事業」 は、来店型飲食業からテイクアウト、宅配、移動販売への転換を支援する取組だ。待ちから攻めへの転換を支援する。コロナが去るのを待つのではなく自分から変えていく。

事例2 中小物流A社は、プラスチックダンボールを扱っていた。この素材を活かし、透明プラスチック事務机用パーテーションを企画、売り出した。テレワーク比率は3割だ。つまり、7割は執務室で事務作業をしていることになる。

事例3 小規模ケーキ屋さんBは、予約型プチ贅沢セットを売り出した。スティーホームで在宅率は上がっている。でも、家族でちょっとの贅沢をしたい。自粛疲れの中のひと時の贅沢。このような時期だから言いにくいが、実は売上は上がっている。

弊社は、現在の事業環境からの打開策の立案から実行支援まで伴走致します。スマートフォンやパソコンによる対面型ミーティングが可能です。ぜひ、ご相談ください。